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401kの特徴



401kの概要


日本版401kは、企業や従業員の、高齢期における所得確保にかかわる自主的な努力を支援する制度です。従業員が自分で運用するために必要な制度が定められ、拠出時、運用時、受取り時において、それぞれ課税優遇制度が設けられています。


加入者(従業員)に対するに課税優遇措置


3つの特徴


1. 非課税制度の適用を受けながら従業員の資産を大きく育てることができます。


給与や収入から払えば税金の対象となる掛金や、個人貯蓄であれば課税される運用益も課税されず、そのまま運用に回されるので、401kの複利運用効果は個人貯蓄と比べて絶大なものとなります。


公的年金だけでは不足する生活費を補うための資産保有が可能


※掛金と運用益を合わせた積立金には、本来1.173%の特別法人税が課税されますが、2011(平成23)年3月末までは課税が凍結されています。


2. 資産運用のための金融商品の選定は個人が行います。

個人や事業主が拠出した掛金は、従業員個人の責任において資産運用を行いますので、必要な知識や経験を習得することができます。


従業員が資産運用に必要な知識や経験を習得することが可能


3. 受取りは60歳になったときです。


日本版401kで大きく育った資産は60歳以降に引き出すことができます。年金受取りを選択すると、引き続き401kのもとで資産運用ができ、運用益に対する課税は免除されます。なお年金の受取り時には税制上、公的年金所得控除の扱いを受けます。

公的年金所得控除について:国税庁タックスアンサー

退職所得控除について:国税庁タックスアンサー