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企業型401kの導入手順



制度導入までの流れ


企業型401kを導入するための流れは以下の通りです。なお制度を導入するまでの流れは以下の通りです。導入のための準備から始まって、従業員が実際に制度を開始するまでに約3ヶ月の期間が必要となります。

企業型401k導入までの流れ


1.年金規約の作成と社内規程の整備


企業年金制度としてのルールを定めた年金規約を作成し、就業規則・給与規程・選択制確定拠出規程の規則類を整備します。また規約の作成時には加入者の条件も定めます。

2. 運営管理機関の選定


企業型401kの運営には、資産運用に関する業務、資産管理に関する業務、記録に関する業務が必要となります。これらの業務を行うことができる運営管理機関を選定します。

3.労使合意と規約の申請


従業員の過半数を代表する者又は労働組合と協議をし、規約、運営管理機関、運用商品について最終決定をします。その後、年金規約は地方厚生局へ承認申請を行い、就業規則・給与規程等については、所轄労働基準監督署へ届出を行います。

4. 従業員への説明・制度の運営


一般従業員に対して企業型401kの制度概要、資産運用、金融商品に関する説明を行います。
導入後も制度を継続的に運営するためには、従業員に対して税や社会保険料負担の軽減効果の計算業務や資産配分の方法、資産運用に関する情報提供の業務が発生します。



年金規約の作成と社内規程の整備